2016年度 日本建築学会大会[九州] 日程:2016年8月24日・25日・26日会場:福岡大学七隈キャンパス

記念特別講演会

「九州からオリンピックを俯瞰する」

2020年東京オリンピック・パラリンピックの開催が決定したことを契機に東京の国際都市への改造がすでに始まっており、鉄道、地下鉄、高速道路、空港等の都市基盤の整備をはじめ、各種スポーツ施設、公園、選手村、関連施設等の建設に伴って、東京の姿は大きく変貌しようとしています。その変貌ぶりは、言うまでもなく今後の市民生活に大きな影響を与えることになります。

一方、これまで高度経済成長期にオリンピックを開催した都市における都市改造と異なり、超高齢社会の到来に対応すべく、50年後を見据えた成熟社会における市民生活の質向上を追求した新たな都市ビジョンの提示が求められています。加えて、イベントを一過性のものとして終わらせず、それを契機とした施策を都市のサステイナビリティへとつなげていく戦略は、地方都市にとっても共通の課題です。本記念特別講演会では、国内外の著名な専門家が一堂に会して展開する「九州からオリンピックを俯瞰する」議論を通じて、時代に即した持続可能な都市戦略を市民の皆さんと一緒に考えたいと思います。

項目 内容
日時 8月23日(火)13:00〜16:15(12:00受付・開場)
会場 アクロス福岡(福岡市中央区天神1丁目1番1号) 
地下2階イベントホール
定員 400名 入場無料(要事前登録)
主旨説明 趙 世晨(九州大学准教授)
講演者
  1. 片木 篤(名古屋大学教授)
  2. Peter Bishop(ロンドン大学教授)
  3. 安井順一(公益財団法人 東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会参与(前東京都技監、都市整備局長兼務))
  4. 大野秀敏(東京大学名誉教授、建築家)
  5. 工藤和美(東洋大学教授、建築家)
コーディネーター 出口 敦(東京大学教授、都市デザイナー)
総括 菊地成朋(九州大学教授)
後援 福岡市
参加申込

受付は終了いたしました。

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