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記念行事

1.記念特別講演:「創(つくる)―建築の可能性」

「創」は、建築の源であり、建築をつくり、社会をつくり、文化をつくってきました。伊東豊雄氏は、東北復興支援の集会所「みんなの家」を手がけ、東日 本大震災後の地域社会の復興に精力的に活動しており、これまで、せんだいメディアテークなどの多くの作品や最新プロジェクトが建築の可能性を 広げてきました。今年のプリツカー賞受賞建築家・伊東豊雄氏に、創る、そして建築の可能性をテーマとして語っていただきます。

日時 8月30日(金)14:00~16:00(13:30受付・開場)
会場 共済ホール(札幌市中央区北4条西1丁目1共済ビル6階 TEL:011-251-7333)
定員 650名
講演者 伊東豊雄(伊東豊雄建築設計事務所)
モデレーター 三宅理一(藤女子大学)

2.シンポジウム:「創(つくる)―奥尻島津波災害からの復興20年」

災害によって壊滅的被害を受けた地域において、新たな生活やまちを創る取り組みがはじまります。奥尻島は、平成5年北海道南西沖地震災害から、居住地の高台移転を伴う集落再編整備や大規模な復旧・復興事業が行われ、本年、復興20年の節目を迎えました。災害からの復興計画を創った人々の思いが、新たなまちを創る人々の思いへとつながっていくことを見ることによって、地域の生活再建や復興まちづくりのあり方を考える手がかりになるのではないでしょうか。奥尻島の20年に及ぶ復興まちづくりを通して、生活やまちを創る建築分野の取り組みについて考えましょう。

日時 9月1日(日) 10:00~12:00
会場 北海道大学・高等教育推進機構S1室
パネリスト <復興計画を創った人>奥尻町関係者、北海道庁職員
<これから町を創る人>奥尻町関係者
コメンテーター 室崎益輝(兵庫県立大学)、岡田成幸(北海道大学)
司会 南慎一(北方建築総合研究所)、中嶋唯貴(北海道大学)

3.市民・学会のコラボレーション:コラボレーティブなまちづくり
「創(つくる)―都市のパブリックスペースの再構築」

様々に社会情勢が変化する中、建築分野が担わなくてはならない役割は、都市環境や建築の質をどのように高めていくのかという根本的な命題です。特に都市のパブリックスペースは、その都市で生活する人々やそこを訪ねる人々に魅力を与え、生活に潤いを与えひいては、都市の再生を牽引する重要な役割をもっています。一方で、パブリックスペースを創り、維持管理や運営・マネジメントを行っていくためには、建築分野の専門家だけではなく、多くの主体との連携が必要不可欠です。

この古くて新しい課題に対して、今何が必要なのか、各方面からの発言を通じながら、私たちの進む方向性を再確認することを目的とします。

日時 9月1日(日)14:00~17:00
会場 札幌駅前通地下歩行空間 北3条交差点広場(西)
パネリスト 五十嵐威暢(多摩美術大学学長・彫刻家)
多木陽介(演出家・アーティスト)
石塚雅明(石塚計画デザイン事務所・札幌駅前通まちづくり会社)
コーディネーター 小篠隆生(北海道大学)

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