見学会1

「重要伝統的建造物群保存地区バスツアー（秋月・八女福島）」

福岡県内に位置する重要伝統的建造物群保存地区2箇所の見学会を開催します。古処山の麓に佇む旧城下町全域が重伝建地区に選定されている朝倉市秋月地区、近年市民団体によるまちなみ保全の取り組みが活発に行われている八女市福島地区を見学します。伝建地区での保全状況と様々な取り組みについて、前者は朝倉市役所の松尾宏氏、後者は元八女市役所職員の北島力氏にご解説頂きます。

項目	内容
日時	8月27日（土）9:00 ～ 17:30（福岡市天神地区集合、同所解散）
場所	秋月観光協会（福岡県朝倉市秋月野鳥780） 八女伝統工芸館（福岡県八女市本町2-123-2）
解説	松尾宏（朝倉市都市計画課） 北島力（まちなみネットワーク福岡代表）
定員	40名（要事前予約）
費用	3,500円（貸切バス代、資料代などを含む）
備考	見学地では30分程度の解説の後、まちなみ見学（1時間程度）の予定です。昼食代は各自にてご負担頂きます。
参加申込	受付は終了いたしました。

見学会2

「天神地区における近現代建築の歴史を振り返る-MATfukuoka（福岡近現代建築ツアー）」

福岡市の都心、天神地区にある近現代建築の歴史を振り返るレクチャーを行い、その後で主な建築を各自で巡っていただきます。潜函工法で施工された1960年代の事務所建築を代表する天神ビル（竹中工務店）は、角の取れたアルミサッシや屋上の象徴的なモダニズムのデザインが特徴です。普段登ることのできない塔屋から、天神の中心部を南北に縦断する渡辺通を一望します。メタボリズムからポストモダンへの転換期である1970年代の名作福岡銀行本店（黒川紀章）には、地上に大きな公開空地がありますが、その地下に隠れた有機的な木質の内装が特徴の音楽ホールを体験することができます。1990年代のアクロス福岡（エミリオ・アンバース+日本設計）は、隣接する公園と一体となった市民から「アクロス山」と呼ばれる本格的な屋上緑化が特徴です。航空制限のかかる天神地区で最も高い建物で、屋上から博多湾から背振山までを一望し、山の森の中を公園まで降りてゆきます。その他にも明治期の煉瓦造建築である福岡市赤煉瓦文化館（辰野金吾）、2000年代に作られたガラス建築の天神南駅（葉祥栄）など、天神地区にはそれぞれの時代を特徴付ける多くの作品があります。

最初のレクチャーでは、当時の状況を良く知る設計・施工の担当者も解説を行います。天神ビル竣工時の記録映画、最近福銀本店で発見された施工記録映像、竣工当時の様々な写真などを用いて天神の歴史を振り返ります。また、福岡近現代建築マップ、建築ガイドとなる資料もお渡しする予定です。

項目	内容
日時	8月27日（土）13:00 ～ 17:00
場所	天神ビル、福岡銀行本店、アクロス福岡
定員	140名（要事前予約）
費用	1,500円（資料・会場等経費を含む）
共催	NPO法人福岡建築ファウンデーション
その他	大会会場にて福岡の近現代建築マップなどを頒布する予定
参加申込	受付は終了いたしました。

見学会3

「北九州リノベーションまちづくり探訪」

「リノベーションによるまちづくり」の発祥の地とされる北九州市小倉の中心市街地、その今を巡るまち歩きツアーを開催します。この活動の牽引者の一人である徳田光弘氏を案内人にむかえ、取り組みについて説明を受けた後、実際にまち歩きをしながらリノベーション物件をご覧いただきます。また、見学会の後には、小倉の飲食文化を味わいながら行う意見交換会も別途、予定しています。

項目	内容
日時	8月26日（金）15:00 ～ 17:00（北九州市小倉北区内集合、同所解散）
場所（予定）	中屋興産中屋ビル魚町三番街（メルカート三番街、ポポラート三番街、フォルム三番街、ビッコロ三番街、北九州市小倉北区魚町3-3-20） コワーキングスペースMIKAGE1881（北九州市小倉北区魚町2-1-7） うおまちのにわ三木屋（北九州市小倉北区魚町3-3-5） サンリオ小倉ビル（北九州市小倉北区魚町2-2-11） クッチーナ・ディ・トリヨン（北九州市小倉北区3-3-11） ホステル & ダイニング タンガテーブル（北九州市小倉北区馬借1-5-25） COMICHI香春口（北九州市小倉北区香春口1-5-21）
解説	徳田光弘（九州工業大学准教授、一般社団法人リノベーションまちづくりセンター代表理事）
定員	20名程度（要事前予約）
費用	1,000円（資料代を含む）
共催	住まい・まちづくり支援建築会義
協力	株式会社北九州家守舎、一般社団法人リノベーションまちづくりセンター
備考	30分程度の事前説明の後、リノベーション物件の見学（90分程度）を行う予定です。ご都合がつく方は見学会後の意見交換会にもぜひご参加ください。
参加申込	受付は終了いたしました。

見学会4

「構造見学ツアー in 福岡：近年の大型建築を巡る」

九州大学伊都キャンパスに建設中の新中央図書館は直径約200mの円弧状のファサードを持つ大型の図書館、同キャンパスで2014年に竣工した椎木講堂は内藤廣氏の設計による約3,000人収容の半円形ホールを中心とした建築です。アイランドタワースカイクラブは3棟連結の制振構造と基礎免震を採用した高さ145.3mの超高層集合住宅で、当日はこれらの建築について解説頂きます。

項目	内容
日時	8月26日（金）　13:00 ～ 18:00（福岡大学集合、JR博多駅解散）
場所	九州大学 新中央図書館 新営工事作業所（福岡市西区元岡744） 九州大学 椎木講堂（福岡市西区元岡744） アイランドタワースカイクラブ（福岡市東区香椎照葉3丁目）
解説	久保重隆（戸田建設作業所長）、坂井 猛（九州大学教授）、 西村 章（竹中工務店九州支店設計部構造１グループ長）
定員	30名（要事前予約）
費用	3,000円（貸切バス代を含む）
参加申込	受付は終了いたしました。