2019年度日本建築学会大会(北陸)終了のご挨拶

この度は、10,800名を超える参加者の皆様に支えられ、本大会としては全プログラムを無事に終了することが出来ました。
しかし、パソコンと視聴覚設備の相性の問題、シャトルバス運営を含む参加者の交通手段の問題、昼食時の混雑の問題、Wi-Fiのアクセス数のオーバーの問題など、とかく参加者各位におかれましてご不便とご迷惑を掛けましたことを、大会実行委員会として心より陳謝いたします。
また、路線バスの満員や、近隣商業施設における無断駐車など、市民や事業者の方々に多大なるご迷惑を掛けましたことを心よりお詫び申し上げます。
これらのことを反省し、次に北陸支部で大会を行う場合は、よりよい大会を目指したいと考えています。
2020年度の大会は、関東支部の千葉大学で行われます。東京オリンピック・パラリンピックの盛況ぶりに負けない、素晴らしい大会になることを祈念しております。
最後になりますが、本大会の開催にご協力を賜りました、関係各位に厚く御礼申し上げます。

2019年度日本建築学会大会(北陸)実行委員会一同

メインテーマ:「次の時代は」

改元は私達に時代という尺度・区切りを再認識させてくれる。
バウハウス設立から100年。近代という時代は現代に多くのものをもたらした。様々な問題を抱えつつも、経済・技術を中心に社会全体がグローバル化し、建築・都市の仕組みや姿は大きく様変わりしてきた。とりわけ、平成という短い時間の中で、情報技術の発達が産業・日常生活そして全体的な文化へと質的な変化をもたらした。「次の時代は」いかなる姿となり得るのだろうか。
建築は社会を映す鏡、社会を生かす器であり、その在りようを鋭敏に捉えながら最適な変化を導く存在でありたい。先人から受け取った建築という名のたすきを次の時代へどのように繋いでいくのか、今を見つめながら思索する大会としたい。

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