大会終了のご挨拶
2018年度日本建築学会大会(東北)は、約10,500名の登録参加者を得て、学術講演会、建築デザイン発表会、研究集会など予定されていたプログラムは滞りなく実施されました。また、市民のみなさまを交えた記念シンポジウム(9/5)・連携シンポジウム(9/2)では合計約500名の方々に、5種の見学会では150名以上の方々にご参加いただき、さらに東北建築・まちなみマップ(電子版/紙面版)をお配りして見学にお役立ていただくなど、大会は成功裏に終了いたしました。
参加者のみなさま、大会開催にご協力いただきました関係各位のみなさまに厚くお礼申し上げます。
来年の大会は北陸支部、金沢工業大学扇が丘キャンパスにて開催予定です。みなさまと再会できることを楽しみにしております。
2018年度日本建築学会大会(東北)実行委員会一同
更新情報
-
大会終了のご挨拶を掲載しました。
-
見学会5の事前参加申込受付を締め切りました。
-
見学会4の事前参加申込受付を締め切りました。
見学会5の申込は受け付けております。 -
記念シンポジウムの事前参加申込受付を締め切りました。以降は当日受付となりますので直接会場までお越しください。
見学会4・5の申込は受け付けております。 -
見学会1・2・3の参加申込受付を締め切りました。
記念シンポジウム、見学会4・5の申込は受け付けております。 -
- 宿泊・懇親会・弁当の申込受付は8月8日まで承っております。
8月9日以降は、E-mailまたはFAXにてお申込みください。申込みページ - 託児室の申込受付を締め切りました。
- 宿泊・懇親会・弁当の申込受付は8月8日まで承っております。
-
- 大会での情報保障支援の申込受付を締め切りました。
- 懇親ゴルフ・テニス大会の参加申込を締め切りました。
-
ご質問と回答を掲載しました。お問い合わせも受付ております。
-
見学会1の追加受付(20名)を開始しました。
-
体の不自由な方への対応、託児室利用の申込受付を開始しました。
-
記念シンポジウム・見学会1~5の受付を開始しました。
-
- 大会ウェブサイトを開設しました。
- 懇親会・宿泊・弁当の申込は5月1日より受付を開始します。
- 記念シンポジウム・見学会1~5は5月10日より受付を開始します。
-
記念シンポジウム詳細
祈りを包む建築のかたち
—福島・世界を 念 いながら—東北大学百周年記念会館 川内萩ホール
-
連携シンポジウム詳細
みやぎボイス2018
—次の社会の在り方につなげる試み—せんだいメディアテーク
1階オープンスクエア -
大会懇親会(有料)詳細
地域の食を通して、
記憶/未来を語らうホテルメトロポリタン仙台
4階「千代の間」 -
見学会-1詳細
被災地域と現代建築をめぐる
バスツアー(東行き)集合:仙台駅東口バスプール(9:00)
-
見学会-2詳細
天然スレート集落を
めぐるバスツアー(北行き)集合:仙台駅東口バスプール(9:00)
-
見学会-3詳細
仙台建築まち歩き
集合:仙台市博物館前(12:30)
-
見学会-4詳細
構造デザイン探訪ツアー in 宮城
(木質構造、震災復興、リノベーション)集合:東北大学青葉山キャンパス
建築CLTモデル実証棟(12:30) -
見学会-5詳細
建築遺産をめぐる
バスツアー(西行き)集合:仙台駅東口バスプール(9:00)
-
記念シンポジウム「祈りを包む建築のかたち
—福島・世界を 念 いながら—」災害や気候変動、国際問題など、建築の存立基盤が揺らいでいます。定まらない暮らし、手の行き届かない農山漁村、震災遺構のゆくえ、そして原発周辺や避難区域の長期的課題。局所的なバブルに沸く一部の都市もありますが、多くの人々の空間・ 場所に対する「念い」は、用・美・強・エコを踏まえつつ、より研ぎ澄まされた「祈り」ともとれる概念に収斂されているようにもみえます。そうしたなかで、建築は今後どうあるべきでしょうか。東日本大震災後7年が経過し、ようやくの開催となった東北での大会に鑑み、一般市民とともに「祈りを包む建築のかたち」について考える機会とします。
まず基調講演においては、未だに問題が山積した福島、そして世界各地に関心をよせながら、現代都市・ 地域の現象・課題について考えます。続いて討論会では、混迷のなかにおける人間行動と、居住・福祉・地域計画のあり方および建築の学/術について、世代を超えた論客とともに、縦横に議論を重ねます。
項目 内容 日時 9月5日(水)13:30〜17:30(12:50受付・開場) 会場 東北大学百周年記念会館 川内萩ホール 定員 900人(会員および一般市民、入場無料・事前申込優先) 講演者 安田菜津紀(フォトジャーナリスト) 登壇者 - 鈴木 浩(福島大学名誉教授)
- 渡部和生(惟建築計画・日本大学特任教授)
- 青井哲人(明治大学教授)
モデレータ 坂口大洋(仙台高等専門学校教授) 司会・進行 大沼正寛(東北工業大学教授) 参加申込 事前の参加申込受付を締め切りました。
以降は当日受付となりますので直接会場までお越しください。 -
連携シンポジウム「みやぎボイス2018
—次の社会の在り方につなげる試み—」2011年3月11日の東日本大震災から7年、被災地それぞれが多様な姿と課題・問題を持っており、また復興計画と制度に対する評価も様々です。被災地で活動する様々な分野のボランティア団体や大学等の研究者、自治体の行政官、被災地にお住まいの住民の方々などが、立場の枠を越えて復興の現状について理解し合い、本音で議論することのできるプラットフォームを構築することを目指し、これまで5回にわたって「みやぎボイス」を開催してきました。
今回の「みやぎボイス2018」では、事例報告と三つのラウンドテーブルでのセッション・意見交換を展開し、プラットフォームでの協働を通して、これまでの復旧・復興に関わる総括と、これからの地域社会における共創のあり方を明らかにすることを目的としています。異なる分野間の連携について被災地が抱えている課題を浮き彫りにするとともに、住民合意形成の在り方に関する議論や、復興まちづくりの成功事例から導き出される、次の社会につなげていくための知見に関する議論など、まちづくりにおける市民・行政・専門家の役割について理解を深め、その成果を共有することを予定しています。
項目 内容 日時 9月2日(日))9:50~18:50(9:30受付・ 開場) 会場 せんだいメディアテーク 1階オープンスクエア 定員 150名(会員および一般市民、入場無料、 事前登録不要) 出演者 ラウンドテーブル登壇者 延べ約90名(約10名×3テーブル×3ラウンド) 主催 - (一社)日本建築学会
- みやぎボイス連絡協議会
詳細
みやぎボイス連絡協議会は、東日本大震災直後より様々な方面でボランティア活動を行ってきた専門的な活動団体から組織される震災復興の共創プラットフォームです。市民、行政、専門家が集い、地域の共通のテーマ、課題の共有、解決のための協働を議論する場として2013年以降毎年「みやぎボイス」を開催してきました。2014年に活動団体を協議会として包括し、復興の進捗に合わせたテーマ設定のもとで現場に即した熱心な議論が展開されるとともに、みやぎボイスを契機とした様々な連携が図られています。
[構成団体]
- (公社)日本建築家協会東北支部宮城地域会
- (一社)みやぎ連携復興センター
- 宮城県サポートセンター支援事務所
- 宮城県災害復興支援士業連絡会
- (一社)東北圏地域づくりコンソーシアム
-
大会懇親会「地域の食を通して、
記憶/未来を語らう」大会懇親会は、「地域の食を通して、記憶/未来を語らう」と銘打ち、東北地域自慢の海と山の幸を取りそろえ、皆様のご来場をお待ちしております。また、会費前納による割引制度を採用し、特に若い方々には特別価格にてご参加いただけるよう配慮いたしました。
懇親会場のホテルメトロポリタン仙台は、大会会場から地下鉄で7分、仙台駅直結で、お気軽にご参集いただけます。多くの方々が心地よく交流を深めることのできる場となれば幸いです。
項目 内容 日時 9月4日(火)18:30~20:00(受付 18:00~) 会場 ホテルメトロポリタン仙台 4階 「千代の間」 会費 - 事前申込み(2018年8月2日(木)までにお申込みの方(申込受付を締め切りました))
- 一般:6,000円/学生(大学院・学部・高専等):4,000円 (いずれも税込み)
- 当日申込み(2018年8月3日(金)以降、当日までにお申込みの方)
- 一般:8,000円/学生(大学院・学部・高専等):6,000円 (いずれも税込み)
-
見学会-1「被災地域と現代建築をめぐる
バスツアー(東行き)」宮城県東部の被災地域を巡り、現代建築や復興まちづくりの現場を見学します。前日に開催される連携シンポジウム「みやぎボイス2018」とも連動した企画です。
主な行き先:北上・にっこり地区、大川小学校周辺、女川駅舎・町営運動公園住宅、石巻市街地、仙台市荒浜小学校ほか
項目 内容 日時 9月3日(月)9:00〜18:00(集合:仙台駅東口バスプール 9:00) 定員 40名(要事前予約) 解説 手島浩之(都市設計集団/UAPP代表取締役)ほか 案内 - 新井信幸(東北工業大学准教授)
- 福留邦洋(岩手大学教授)
- 古山周太郎 (東北工業大学准教授)
費用 3,500円(貸切バス、資料代、レク保険代) 参加申込 参加申込受付を締め切りました -
見学会-2「天然スレート集落をめぐる
バスツアー(北行き)」東京駅の屋根にも用いられている天然スレートは、産地であった北上山地南部地方の民家・付属屋に日常的に用いられ、近年、その広域分布状況が把握されつつあります。本ツアーでは、宮城県北の天然スレート集落景観の魅力を再発見していきます。
主な行き先:宮城県石巻市河北町、北上町、南三陸町入谷、登米市登米町周辺ほか
項目 内容 日時 9月3日(月)9:00~18:00(集合:仙台駅東口バスプール 9:00) 定員 25名(要事前予約) 解説 - 大沼正寛(東北工業大学教授)
- 竹内泰(東北工業大学准教授)
- 阿部正(ノーマルデザインアソシエイツ)
- 佐々木信平(国選定石盤葺保存技術者)
- 高橋頼雄(雄勝硯生産販売協同組合)
費用 3,500円(貸切バス、資料代、レク保険代) 参加申込 参加申込受付を締め切りました -
見学会-3「仙台建築まち歩き」
人気テレビ番組「ブラタモリ」にも出演した案内役ら、仙台の郷土史家・建築史家とともに、市内の建築や歴史を学ぶまち歩きツアーです。
主な行き先:仙台市博物館・大橋・広瀬川周辺、御譜代町、青葉通、晩翠草堂、西 欧館、芭蕉の辻、東北大学片平キャンパス(魯迅の階段教室等、登録文化財5件)、東北学院大学土樋キャンパス(重文・登録文化財4件)
項目 内容 日時 9月3日(月)13:00〜16:00(集合:仙台市博物館前12:30) 定員 20名(要事前予約) 解説 - 木村浩二(宮城学院女子大学非常勤講師)
- 斎藤広通(仙台工業高等学校非常勤講師)
- 畠山雄豪(東北工業大学准教授)
費用 1,000円(資料代、レク保険代) 参加申込 参加申込受付を締め切りました -
見学会-4「構造デザイン探訪ツアー in 宮城
(木質構造、震災復興、リノベーション)」仙台市内・宮城県内において、震災により改築された建築、最近竣工したCLTや木質構造建築、歴史建築のリノベーションなどの事例を訪問する見学ツアーです。
主な行き先:東北大学工学部人間・環境系棟、東北大学工学部建築CLTモデル実証棟、東北大学片平キャンパスAIMR本館、東松島市立宮野森小学校ほか
項目 内容 日時 9月5日(水)12:30~18:00(集合:東北大学青葉山キャンパス建築CLT モデル実証棟 12:30) 定員 40名(要事前予約) 解説 前田匡樹(東北大)、佐藤淳(東京大)、永山憲二(三菱地所設計)、斎藤英二(鈴木建築設計事務所)ほか 費用 3,500円(貸切バス、資料代、レク保険代) 参加申込 参加申込受付を締め切りました -
見学会-5「建築遺産をめぐる
バスツアー(西行き)」重要伝統的建造物群保存地区に選定された町並みや、重要文化財に指定された近代建築など、宮城・山形の建築遺産を巡るバスツアーです。
主な行き先:村田町村田伝統的建造物群保存地区、文翔館(山形県旧県庁舎及び県会議事堂)、山形まなび館(山形市立第一小学校校舎)ほか
項目 内容 日時 9月7日(金)9:00〜18:00(集合:仙台駅東口バスプール 9:00) 定員 40名(要事前予約) 解説 - 伊藤則子(村田町教育委員会)
- 氏家清一(氏家建築設計事務所/日本建築家協会東北支部歴史保存部会)
- 不破正仁(東北工業大学講師)
費用 3,500円(貸切バス、資料代、レク保険代) 参加申込 参加申込受付を締め切りました