2014年度建築学会大会[近畿]

2014年度日本建築学会大会(近畿)は、約10,100人の登録参加者を得て、学術講演会、建築デザイン発表会、研究集会など予定されていたプログラムは滞りなく実施されました。また、記念特別講演、記念シンポジウムには、市民の方々も含み、それぞれ約700人、約250人の方々にご参加いただき、大会は成功裡に終了いたしました。
参加者のみなさま、大会開催にご協力いただきました関係各位のみなさまに厚くお礼申し上げます。 来年の大会は関東支部、東海大学にて開催予定です。みなさまと再会できることを楽しみにしております。

2014年度日本建築学会大会(近畿)実行委員会一同

大会シンボルマーク

本年は阪神・淡路大震災から19年目にあたります。
近畿、神戸の"K"が回転して、19のアイコンが山と海を 表現します。

メインテーマ:再生-未来へつなぐ-

阪神・淡路大震災からまもなく20年になろうとしています。この間、東日本大震災を経験し、日本列島が地震、津波による災害と常に向き合っていなければならないことを激しい痛みをもって認識してきました。また、台風や集中豪雨による被害も続いており、地球温暖化の影響に伴う発生頻度と災害規模の増大も懸念されています。

このような自然の脅威から人命と社会経済活動を守るために、建築はその時代の最先端の知識と技術で対応してきました。神戸という地で大会を開催するという巡り合わせの中で、被害を受けた都市や地域が復興を通して再生していく過程を今一度見つめ直すとともに、“日本の再生”に建築が果たす役割を、未来への希望を込めつつ考えてみる機会にしたいと思います。

大会会場案内リーフレット

更新情報

2014年9月5日 神戸建築探訪マップを掲載しました。神戸市を中心とした兵庫県下の名建築100選を紹介しています。
2014年8月18日 託児室利用申込の受付を終了致しました。
大会懇親会の申込み受付を終了致しました。
2014年7月11日 体の不自由な方への対応申込の受付を終了致しました。
2014年6月20日 2014年度大会学術講演梗概集ならびに建築デザイン発表梗概集の冊子予約注文を掲載しました。
2014年06月05日 体の不自由な方への対応を掲載しました。
2014年05月23日 参加費事前納入申込みの受付を終了しました。
2014年05月21日 託児室のご案内を掲載しました。
2014年05月08日 大会付随行事、第29回 懇親ゴルフ大会、第29回 懇親テニス大会を掲載しました。
2014年05月01日 大会懇親会・宿泊・弁当のご案内の受付を開始しました。
2014年04月25日 大会ウェブサイトを開設しました。

記念特別講演PDF

項目 内容
演題

「阪神・淡路大震災から」

建築は、人々に活力を与えることができます。新しい建物を創造すること、あるいは古い建物を再生させることによって、過疎化し衰えつつある村、自然の災害を被った地域がふたたび立ち上がり、前に進み始めることさえあるのです。建築のもつこうした力を、建築家・安藤忠雄氏は、神戸の地を出発点に世界中で発揮してきました。昨年、フランスのレジオンドヌール勲章(コマンドゥール)を受賞された氏に、阪神・淡路大震災から20年が経とうとする今、未来へ向けた再生について語っていただきます。

日時 9月12日(金) 15:00~17:00(14:00受付・開場)
場所 ANAクラウンプラザホテル神戸10F・The Ballroom(〒650-0002 神戸市中央区北野町1丁目)
定員 700名、入場無料(先着順)
講演者 安藤忠雄(建築家、東京大学名誉教授)
モデレーター 足立裕司(神戸大学名誉教授)
その他 講演会前後30分、安藤氏による著書サイン会が行われます。著書の印税は東日本大震災の遺児育英資金に寄付されます。
備考 12:45から14:00にかけて、神戸大学から会場までの無料バスを運行予定です(往路のみ、先着順)。

記念シンポジウムPDF

項目 内容
演題

「まちの再生と市民まちづくりのこれから -震災を経て市民まちづくりはどう変わったか-」

阪神・淡路大震災の復興まちづくり地区の多くでは、復興が収束した現在も、福祉や環境共生、景観、まちなみ保存など、さまざまな形でまちづくりが持続しています。このことは、東日本大震災の復興まちづくりを含む今後の日本のさまざまなまちづくりの共通の動向でもあり、また課題でもあります。この市民参加行事の企画は、そうした市民まちづくりの今後の方向を展望し、また、具体的な活動の歩みを紹介してもらうことから、その経験を次代に引き継ぐことを目的に、各まちづくり団体や専門家などのパネリストによるシンポジウムを開催するものです。

後援 神戸市
日時 9月13日(土) 9:30~12:30
場所 神戸大学出光佐三記念六甲台講堂/神戸大学経済・経営・法学部(六甲台第1キャンパス)
定員 500名、入場無料(先着順)
基調講演者 佐藤滋(早稲田大学教授)
各地からの報告
【地元団体:神戸】

清水光久(真野まちづくり推進会) 
河合節二(野田北ふるさとネット) 
坂本津留代(井吹台自治会連合会)

【専門家】 北原啓司(弘前大学教授)
基調講演者・報告者等によるパネルディスカッション

清水光久(真野まちづくり推進会)
河合節二(野田北ふるさとネット)
坂本津留代(井吹台自治会連合会)
小林郁雄(都市計画家・兵庫県立大学特任教授)
北原啓司(弘前大学教授)
佐藤滋(早稲田大学教授)

進行:三輪康一(神戸大学教授)
関連行事 まちの再生と市民まちづくりパネル展~神戸の復興から東北の復興 へ~
期間

9月12日(金)~15日(月・祝) 9:30~17:30 入場無料

会場 こうべまちづくり会館 3階多目的室
主催 神戸市・神戸すまいまちづくり公社・まちづくり会館・被災地学生交流事業会
同パネル展の一部をシンポジウム会場に展示する予定です。

記念行事(見学会)

1.構造デザイン探訪ツアー(現代建築編)

項目 内容
摘要

日本一の超々高層建築、中間層免震・制振構造などの特徴をもつ話題の現代建築について見学会を開催します。通常では見られない免震層やバックヤードなどもご覧頂く予定です。(協力:日本建築構造技術者協会関西支部)

日時 9月11日(木) 10:00~17:00 (現地集合)
場所
  1. 〒545-8545 大阪市阿倍野区阿倍野筋1-1-43  あべのハルカス
  2. 〒530-0005 大阪市北区中之島2-3  中之島フェスティバルタワー
  3. 〒530-0003 大阪市北区堂島浜1  新・新ダイビル(仮称)新築工事現場
解説
  1. 平川恭章(竹中工務店)
  2. 吉田聡(日建設計)
  3. 佐々木隆允(日建設計)
定員 30名(事前予約要)
費用 無料。但し、下記の実費は各自にてご負担頂きます。
  • あべのハルカス展望台・ハルカス300入場料:1,500円
  • (1)~(2)までの交通費(地下鉄利用)運賃240円
申込先 定員に達しましたので受付を終了しました。

2.構造デザイン探訪ツアー(伝統木造編)

項目 内容
摘要

奈良市の興福寺境内において現在復元新築工事中の興福寺中金堂の見学会を開催します。天平年間の創建時の姿を現代に蘇らせるべく2010年着工・2018年竣工を目指して復元工事が行われています。大規模な伝統木造建物の復元新築の事例は希少であり、価値ある見学会となるものと思われます。

日時 9月11日(木) 14:00~16:00(現地集合)
場所 〒630-8213 奈良市登大路町48  興福寺中金堂復原工事現場
解説 立石 一(立石構造設計)
定員 30名(事前予約要)
費用 1,000円(瓦勧進費用)
申込先 定員に達しましたので受付を終了しました。
備考 1時間程度の事前説明の後、現場見学(30分程度)を行い、その後、質疑応答(30分程度)の予定です。

3.近代建築探訪ツアー

項目 内容
摘要

神戸市西部に位置する塩屋町には、今も「異人館」など複数の近代建築が残されており、近年修復や改修が行われ活用されています。集会施設として活用されている旧グッゲンハイム邸、現在活用が模索されている旧後藤邸、結婚式場およびレストランとして活用されているジェームス邸を訪れ、地域のまちづくりと一体化した近代建築の活用の様子を見学します。

日時 9月11日(木) 13:00~17:00(現地集合)
場所
  1. 〒655-0872 神戸市垂水区塩屋町3-5-17 旧グッゲンハイム邸(1912年/推定A.N.ハンセル設計)
  2. 〒655-0872 神戸市垂水区塩屋町3-1 旧後藤邸(1920年代/設楽貞雄設計)
  3. 〒655-0872 神戸市垂水区塩屋町6-28-1 ジェームス邸(1934年/竹中工務店設計)
解説
  1. 森本アリ(グッゲンハイム邸管理人)/松隈章(竹中工務店)
  2. 設楽貞樹(安井建築設計事務所)
  3. 中村圭祐(竹中工務店)/笠原一人(京都工芸繊維大)
定員 30名(事前予約要)
費用 1,500円(ワンドリンク付)
申込先 定員に達しましたので受付を終了しました。
備考

前半2時間程度で旧グッゲンハイム邸および旧後藤邸で見学および講義ののち、徒歩(15分程度)でジェームス邸に移動し見学およびティータイムの予定です。

4.竹中大工道具館新館の見学会

項目 内容
摘要 10月4日オープン予定の竹中大工道具館新館を解説とともに見学します。建築工事は終了しており、展示工事もほとんど終了している予定です。
日時 9月12日(金) 13:00~14:00(現地集合)
場所 〒651-0056 神戸市中央区熊内7-5-1 竹中大工道具館新館
解説 須賀定邦、中西正佳(竹中工務店)
定員 60名(事前予約要)
費用 無料
申込先 定員に達しましたので受付を終了しました。

5.特別公開「竹中大工道具館 新常設展」

項目 内容
摘要

オープン前の竹中大工道具館新館の新常設展示を、ご厚意により特別に拝見させて頂けることになりました。

日時

9月12日(金) 10:00~12:00、15:00~18:00

9月13日(土)、14日(日) 10:00~12:00、14:00~16:00

場所 〒651-0056 神戸市中央区熊内7-5-1 竹中大工道具館新館ウェブサイト
費用 無料(大会参加証をご提示下さい)
備考 展示工事未了区域は入場禁止です。

関連行事

1.全国建築系大学教育連絡協議会総会

項目 内容
日時 9月12日(金) 9:20~10:20
会場 神戸大学 国際文化学部(鶴甲第1キャンパス)B110室

2.第8回災害リスク管理に関するジョイント国際シンポジウム-防災教育、阪神・淡路大震災からの復興、気候変動下の災害適応策-

項目 内容
目的

阪神・淡路大震災から約20年を経て復興した神戸の教訓を生かし、2011東日本大震災後の継続的な復興支援と、世界的な気候変動下での気象災害への適応策に関して、防災・減災に取り組む様々な学会や団体との相互連携が重要となっている。本企画ではグローバルな視点で、自然災害リスクマネージメントに関する国際シンポジウムを継続的に開催し、異なる分野の専門家による話題提供と議論を通して、より良い災害リスクマネージメントを国際的に発信することを目的としている。本ジョイント国際シンポジウムは、日本工学会、土木学会、日本建築学会と世界工学団体連盟(WFEO)の共同で主催され、日本学術会議の後援を得て、国内外の防災・減災教育、大震災後の復興の取り組み、気象災害への適応策を通して、将来の災害に対するリスクマネージメントの在り方を検討するものである。

共同開催 日本工学会、世界工学団体連盟(WFEO)、日本建築学会、 土木学会
後援 日本学術会議
日時 9月13日(土) 8:40~12:30
場所 神戸大学 工学部(六甲台第2キャンパス)C1-301室
定員 100名
申込 事前登録不要(自由参加、ただし当シンポジウムのみの参加者は大会総合受付で申し出てください)
使用言語 英語(同時通訳なし)
進行
8:40-8:50 開会挨拶
主催者挨拶
主旨説明
8:50- セッションⅠ:講演時間(各25分、質疑応答時間含む)
  • "講演タイトル名" 氏名 (国籍)
  • S1."Disaster Management – India's Experience", presented by Er. Ashok Kumar Basa (India)
  • S2."Community Based Disaster Prevention: Take Taipei Wan-mei Community as an example", by Dr. Chianan Liu (Taiwan)
  • S3."A Review on the Program of Disaster Management Capacity Building for Local Government (DMCB) in Taiwan from 2009~2014",by Dr. Sawyer Mars (Taiwan)
  • S4."Enhancing Community Resilience through Community Disaster Education", by Dr. Yoko Saito (Japan)
10:30-10:40 休憩
10:40- セッションⅡ:講演時間(各25分、質疑応答時間含む)
  • S5." Lessons from Recent Disaster Events to Enhance Tsunami Risk Reduction", by Dr. Erick Mas (Peru)
  • S6." Research Needs for Efficient Quick Recovery from Earthquake Disasters (Earthquakes)", by Dr. Oren Lavan (Israel)
  • S7." Joint Natural and Technological Disasters: An Emerging Risk Issue", by Dr. Ana Maria Cruz (Colombia)
  • S8."Fostering Public Awareness of Disaster Prevention, through Architectural Designing", by Dr. Nobuaki Furuya (Japan)
12:20 まとめと閉会挨拶
主催者挨拶
12:30 終了
講演者リスト
Name, title, nationality Position, affiliation, Research background
Er. Ashok Kumar Basa (India) Member, WFEO-CDRM EQDRM & CBNDRM; President, Institution of Engineers (India) Structural Engineering
Dr. Chianan Liu (Taiwan) National Chi-Nan Univ., Professor, Disaster prevention education
Dr. Sawyer Mars [aka Shyh Yuan Maa] (Taiwan) Assistant Professor, Ming Chuan Univ. Education for disaster reduction and prevention
Dr. Yoko Saito (Japan) Senior Researcher, Disaster Reduction and Human Renovation Institution Community disaster prevention, gender, international support
Dr. Erick Mas (Peru) Assistant Professor, Tohoku Univ. Tsunami Engineering, Disaster Risk Management, Evacuation Planning
Dr. Oren Lavan (Israel) Visiting Associate Professor, Kyoto Univ.; Faculty, Technion – Israel Institute of Technology Structural engineering, earthquake
Dr. Ana Maria Cruz (Colombia) Professor, Kyoto Univ. Natech disaster risk management, industrial risk management and land use planning, etc.
Dr. Nobuaki Furuya (Japan) Professor, Waseda Univ.; Vice president, AIJ Architectural design
CDRM = WFEO Standing Technical Committees on Disaster Risk Management
CBNDRM = Capacity Building for Natural Disaster Risk Management(subcommittee of CDRM)
EQDRM = EarthQuake-related Disaster Risk Management(subcommittee of CDRM)
Er = Honorific title of Engineer
昨年度のシンポジウム報告 次のウェブサイトの2ページ目に掲載されています。PDF
お問合せ先 木村延明(九州大学大学院工学研究院)
Email:nkimura3@civil.kyushu-u.ac.jp

3.2014年度学生と地域との連携によるシャレットワークショップ

項目 内容
題名

~大阪・水都のまちづくりデザインを考える~

水の都・大阪の玄関口「中之島ゲート」には、旧川口居留地、倉庫群、中央卸売市場、老朽化した橋梁など、かつての繁栄の大阪の断片が数多く残っている。今そこに、新しい交通網の整備とともに、新しいまちづくりの動きが生まれようとしている。

本シャレットワークショップでは、「中之島ゲート」を対象に、その歴史的背景と現在の状況を把握しながら、水都大阪の新しい都市空間を、全国から集まった学生と地域が連携し、地域の方々や専門家と討論しながら実践的な計画・デザインを行い、地域に提案する。

ワークショップ期間 9月5日(金)~9日(火)、大阪市中之島ゲートおよび周辺地区
作品展示 9月12日(金)~14日(日) 神戸大学国際文化学部(鶴甲第1キャンパス)第1体育館
講評会 9月14日(日) 10:00~12:00 神戸大学国際文化学部(鶴甲第1キャンパス)K603室
講師 小林正美(明治大学教授)、鵤心治(山口大学教授)、岡絵理子(関西大学准教授)、北原啓司(弘前大学教授)、小浦久子(大阪大学准教授)、野澤康(工学院大学教授)、野嶋慎二(福井大学教授)、他
会費 20,000円(参加費10,000円+宿泊費10,000円)
募集人数 学生30人程度(大学院生、学部生を問わず)
申込方法 下記URLより申込フォームにアクセスし、必要事項を記入し、申込手続きを行ってください。参加申込者には、「プロフィールシート」のフォーマットをメール送付いたしますので、下記期限までに送付ください。なお、応募者多数の場合は、プロフィールシートによる選抜の可能性があります。
申込みフォーム 参加申込フォーム
申込締切 7月31日(木)
プロフィールシート締切 8月8日(金)
問合せ  Email:info@urbandesignsupport.com(運営事務局泉山宛)

4.学生による語り合いのシンポジオン2014

項目 内容
題名

「学内外における学生主体の建築活動(教育・研究・実践)」

学生諸君は「日々の日常活動を大切に」と考え、まちづくり、住まいづくり、種々ボランティアなど、旺盛なチャレンジ精神で主体的かつ精力的に活動しています。シンポジオンでは、そうした学生諸君の活動について話題提供の場を設け、語り合いと自由討議により参加者全員で交流します。

日時 9月13日(土) 14:00~17:00
場所 神戸大学 国際文化学部(鶴甲第1キャンパス)K403室
定員 発表者を含め、70名程度(当日先着順)
内容 各チーム10分程度のプレゼンテーションの後、自由討議
話題提供チームの募集

近畿地域を主とした大学・短大・高専等から7~10チームを募集いたします。もちろん、他地域のチームからの応募も大歓迎です。件名に「学生シンポジオン話題提供申込み」と明記して、下記の項目を記入の上、E-mailでお申し込みください。

  1. 代表者学生氏名(1チームは必ず複数名で構成すること。会員・会員外問わず、学部生も大歓迎です。)
  2. 代表者学生の連絡先(所属、電話番号、E-mailアドレス)
  3. アドバイザー教員の氏名と所属
  4. テーマ(内容が具体的に分かるように。サブテーマも可。)
申込締切 8月22日(金)
問合せ・申込先 noda_masashi1214@yahoo.co.jp(野田真士/福井大学大学院生)

5.第6回建築紛争フォーラム

項目 内容
題名

「集合住宅・戸建住宅等の建築紛争の現状と課題」

当支援建築会議では、2009年度から学会大会の関連行事として「建築紛争フォーラム」を開催してまいりました。このフォーラムの趣旨は、建築紛争を巡る課題について司法会員、裁判官、弁護士等で意見交換を行うともに、学会大会を機に全国の司法会員との交流の場を設けることにあります。

2014年度の建築紛争フォーラムは、日本建築学会大会が9月12日~14日を会期に神戸大学で開かれるにあたり、昨年4月に設置された司法支援建築会議近畿支部の発足記念として支部が企画したテーマ「集合住宅・戸建住宅等の建築紛争の現状と課題」を主題として開催することになりました。

フォーラムでは、まず大阪地方裁判所の裁判官に基調講演をいただき、引き続き調停委員や専門委員として活躍中の支部会員による建物の地盤、戸建住宅、マンションの新築や修繕に関する建築紛争に的を絞った事例報告の後、会場からのご意見をいただきながら、全体討論によって建築紛争解決や建築事件の未然防止に役立つ議論を深めたいと思います。

ふるってのご参加をお願いいたします。
主催 司法支援建築会議
日時 9月14日(日) 13:30~17:00
会場 兵庫県私学会館 大ホール(〒650-0012 神戸市中央区北長狭通4丁目3-13)
プログラム

司会:西 邦弘、樋笠康男
記録:小林陽一、白沢吉衛

  1. 開会挨拶:上谷宏二(司法支援建築会議運営委員長/摂南大学教授)
  2. 基調講演:「大阪地方裁判所第10民事部における建築関係事件の取組」 徳岡由美子(大阪地方裁判所第10民事部 部総括判事)
  3. 主旨説明:鈴木計夫(司法支援建築会議近畿支部運営委員長/大阪大学名誉教授)
  4. 事例報告:
    1. 地盤について 高幣喜文(タカヘイ建築技術研究所 主宰)
    2. 住宅について 玉水新吾(「ドクター住まい」 代表)
    3. マンションについて 南 勝喜(NAM設計研究所 代表)
  5. 全体討論
  6. まとめ:鈴木計夫(前掲)
  7. 閉会挨拶:安達俊夫(司法支援建築会議普及・交流部会長/日本大学教授)
定員 180名
参加費 無料
申込方法 FAXまたはE-mailにて「催し物名称、会員番号、氏名、勤務先・所属、 電話番号」を明記のうえ申し込みください。
問合せ先

司法支援建築会議事務局 川田昭朗

TEL:03-3456-2051 FAX:03-3456-2058 E-mail:kawata@aij.or.jp

6.住まいづくり市民セミナー@近畿

項目 内容
題名 「住まいと市民生活-神戸、大阪、京都の住情報センターの活動を振り返り、その「これから」 を語りあおう- 」
主催 住まい・まちづくり支援建築会議
日時 9月15日(月・祝) 13:30~16:30
会場 こうべまちづくり会館3階ホール(〒650-0022 神戸市中央区元町通4-2-14)
定員 90名
参加費 無料
主旨説明 高田光雄 (住まい・まちづくり支援建築会議関西実行委員会主査・京都大学教授)
内容

本セミナーでは、住まい・まちづくりに関心をもつ市民、関係団体、専門家らが一堂に会し、神戸・大阪・京都の3都市の各住情報センターで積み重ねられてきた住まいに関する相談や情報提供、学習活動等の事業を振り返りながら、その役割や意義を確認、共有するとともに、今後の方向性を議論します。ご案内チラシ(PDF)

7.子ども教育支援建築会議

項目 内容
題名 「楽々建築・楽々都市@神戸 いたい・つくりたい・くらしたい KOBEわたしたちのつくるまち 」
主催 子ども教育支援建築会議
日時 9月15日(月・祝) 13:30~16:30
会場

さくらホール(〒658-0013 神戸市東灘区深江北町2丁目10-2(竹中工務店深江竹友寮内))
(午前10時より、3地区(長田、三宮界隈、深江)のWS現地見学が順次可能です)

プログラム
パネル展示/12:30~16:30 支援会議会員の活動、支部活動、ゴールデンキューブ賞、などを紹介します。
WS報告/13:30~15:00 ~長田・三宮界隈・深江から~
子どもたちとサポート大人が一緒に発表します。
ミニシンポジウム/15:00~16:30 ~わたしたちがつくるまちが提起すること~
コメンテーターの先生とWS の経験を語りあい、全国でひろがる活動のお話もまじえて、子どもにとっての「まち」での居場所を考えます。
ご案内チラシ(PDF)Facebook今後の進捗はFacebookでご覧ください。
参加費 無料(ただし、各地のWSには保険料等の実費が必要)
主旨説明 神吉紀世子(子ども教育支援建築会議関西実行委員会主査・京都大学教授)
内容

2013年度に発足した本会議では初の大会関連行事を行います。子どもが主役になれる居場所を実際のまちの中で構想し、つくりだすことを試みるワークショップを、7~9月、子どもたちとともに神戸市内で行います。これらの成果をもちより、都市空間や建築の様々な可能性を世代を超えて議論します。

8.東日本大震災・記憶の模型~「失われた街」模型復元プロジェクト展

項目 内容
日時 9月9日(火)~9月21日(日) 9:30~18:00
(金・土は9:30~19:00、9月16日休館)
場所

阪神・淡路大震災記念人と防災未来センター 1Fエントランスホール
(〒651-0073 神戸市中央区脇浜海岸通1-5-2)

共催 「失われた街」模型復元プロジェクト実行委員会、阪神・淡路大震災記念人と防災未来センター、神戸大学
入場 無料
記念トーク 9月14日(日)15:00~17:00(予定)

付随行事

第29回 懇親ゴルフ大会開催

本会ゴルフ同好会では、同好の士が交流を深めることを目的として大会時に懇親ゴルフ大会を開催しております。本年度においても、下記により実施いたしますので、同好会の皆さまほか多くの方のご参加をお待ちしております。

項目 内容
主催 日本建築学会ゴルフ同好会
会長 中田慎介(高知工科大学名誉教授)
近畿幹事 倉本洋(大阪大学)、八木貞樹(元(株)大林組)
東京幹事 宮下真一(東急建設(株))
日時 9月11日(木)
コース グランドオークゴルフクラブ(予定)(〒673-1304 兵庫県加東市長貞1843)
スタート時間 9:00 OUT、IN同時スタート(予定)
プレー費 15,000円(予定)
定員 10組/40名(申込み先着順)
参加費 4,000円(賞品代、懇親パーティー代他)
競技方法 18ホールストロークプレー、ダブルペリア方式(同ネットの場合は、ハンディ、年齢順)
表彰式 プレー終了後、ミーティングルームにて表彰式を行います。
申込締切 8月11日(月)下記事務局宛
申込方法

FAXまたはE-mail で、「ゴルフ大会申込み」と表記のうえ、

  1. 氏名
  2. 住所
  3. 生年月日
  4. 所属
  5. 連絡先(TEL、FAX、E-mail)

を明記して下記にお申込みください。申込者には集合時間等、当日の詳しいご案内をいたします。

申込先

〒108-8414 東京都港区芝5-26-20
日本建築学会ゴルフ同好会(事務局担当:山口・須藤)
TEL:03-3456-2051 FAX:03-3456-2058 E-mail.:aijgolf@aij.or.jp

第29回懇親テニス大会

本会テニス同好会では、2014年度大会にあわせて、下記によりテニス大会を開催いたします。多数の皆様のご参加をお待ち申し上げております。

項目 内容
主催 日本建築学会テニス同好会
会長 斎藤公男(日本大学名誉教授)
副会長 上和田茂(九州産業大学)
日時 9月11日(木) 9:00~15:00
場所 グリーンピア三木(宿泊+テニス:屋内ハードコート1面 屋外オムニコート3面)(〒673-0703 兵庫県三木市細川町槙山894-60) TEL:0794-83-5211ウェブサイト
会費 16,000円(宿泊費、懇親会費)
参加人数 24名
懇親会 9月10日(水)は原則として宿泊していただき、宿舎において夕食を兼ねて総会と懇親会(18:30開始予定)を開催いたしますので、併せてご参加ください。
交通 各自、懇親会開始までに現地にご集合ください。時刻表などは上記の会場HPをご参照ください。
試合形式 チーム対抗方式を前提とし、各試合ペア組み替えによる対戦。
申込締切 7月31日(木)下記事務局宛
申込方法

FAXまたはE-mail で、「テニス大会申込み」と表記のうえ、

  1. 氏名
  2. 住所
  3. 所属
  4. 連絡先(TEL、携帯、E-mail)
  5. 懇親会への参加の有無
  6. ホテルまでの交通手段

をお知らせください。

申込先 日本建築学会テニス同好会事務局(事務局担当:山口・須藤)
TEL:03-3456-2051 FAX:03-3456-2058 E-mail:hideki@aij.or.jp
近畿大会世話人

磯田憲生(奈良女子大名誉教授) hh31004@cc.nara-wu.ac.jp
神戸睦史(㈱ハウゼコ)kanbe.mutsuhito@hauseco.jp

(お申し込みは世話人ではなく、上記の申込先にお願いいたします)

大会内容

開会式

項目 内容
日時 9月12日(金) 9:00~9:15
会場 神戸大学 国際文化学部(鶴甲第1キャンパス)B110室

閉会式

項目 内容
日時 9月14日(日) 17:00~17:15
会場 神戸大学 国際文化学部(鶴甲第1キャンパス)B110室

2014年度支部共通事業日本建築学会設計競技
「建築のいのち」公開審査・表彰式(全国入選)

項目 内容
日時 9月12日(金) 10:00~15:00(公開審査)16:15~17:00(表彰式)
会場 神戸大学 国際文化学部(鶴甲第1キャンパス)K202室

2014年度日本建築学会技術部門設計競技
「自然物の優れた力学的特性を取り入れた新たな構造デザイン」表彰式

項目 内容
日時 9月12日(金) 13:30~14:10
会場 神戸大学 百年記念会館(神大会館)六甲ホール

2014年日本建築学会奨励賞贈呈式
2014年日本建築学会優秀卒業論文賞・優秀修士論文賞表彰式

項目 内容
日時 9月12日(金) 14:45~15:55
会場 神戸大学 百年記念会館(神大会館)六甲ホール

2014年日本建築学会作品選集新人賞受賞者記念講演・表彰式

項目 内容
日時 9月13日(土) 15:25~17:00
会場 神戸大学国際文化学部(鶴甲第1キャンパス)K202室

建築作品展

項目 内容
日時 9月12日(金)~9月14日(日) 9:00~17:00(最終日は15:00まで)
会場 神戸大学 国際文化学部(鶴甲第1キャンパス)第1体育館
展示
  • 2014年日本建築学会賞(作品・技術・業績)
  • 2014年日本建築学会教育賞(教育貢献)
  • 2014年日本建築学会作品選奨
  • 2014年度日本建築学会設計競技全国入選作品
  • 2014年度日本建築学会技術部門設計競技入選作品
  • 2014年日本建築学会優秀卒業論文・優秀修士論文
  • 2014年度支部共通事業全国大学・高専卒業設計展